パチンコ・パチスロ 業界ニュースまとめ【2026年7月29日】


本日のピックアップニュース

1. 豊丸産業、7月31日でパチンコ事業を停止|創業66年の老舗が幕を下ろす

愛知県名古屋市の遊技機メーカー・豊丸産業が、2026年7月31日をもってパチンコ事業を停止すると発表しました。同社は「昨今の事業環境や経営状況を踏まえ、今後の事業継続について慎重に検討を重ねた結果」と説明しており、東京・大阪の営業拠点も8月末で閉鎖される見通しです。1960年の創業以来、『ナナシー』『ウィッチブレイド』など個性的な機種を世に送り出してきたメーカーの撤退は、今週最大のニュースとなりました。

なお、すでにホールに設置されている同社製遊技機がただちに遊技できなくなるわけではなく、各機の検定期間内であればホールの判断で継続稼働が可能とされています。

→ 詳細:グリーンべると、日本経済新聞ほかにて報道


2. 全日遊連、警察庁への要望事項を集約|「貸玉料金」「景品限度額」が焦点

全日遊連は7月22日の全国理事会後の会見で、警察庁から業界側の要望を取りまとめるよう求められていることを明らかにしました。各都道府県方連から挙がった意見を集約中で、共通して多いのが貸玉・貸メダル料金の見直し(レートアップ)景品限度額の引き上げの2点だとしています。

阿部理事長は「要望は順序が重要」と述べ、優先順位をつけたうえでホール関連4団体で協議し、最終的な要望として提出する方針を示しました。警察庁側は期限を設けず継続的に意見を受け付ける姿勢とされており、物価高騰下での収益構造見直しに向けた動きとして注目されます。

→ 詳細:グリーンべると、P-WORLDにて報道


3. ダイコク電機『DK-SIS白書2026年版』|17年ぶりの「ファン人口推計」は約1,609万人

ダイコク電機が『DK-SIS白書2026年版』を刊行し、17年ぶりとなるパチンコ・パチスロ参加人口の推計値を掲載しました。2025年の参加人口は約1,609万人で、これは18歳以上人口のおよそ15%、約6.6人に1人が遊技している計算になります。

推計は「Fan-SIS」による1人あたりの遊技時間・来店頻度、「サイトセブン」の店舗データ、「DK-SIS」の粗利データを組み合わせて算出されたもの。2025年の市場規模はパチンコ7.4兆円・パチスロ8.8兆円の計16.2兆円とされ、コア層だけが支える市場ではないという同社の見解が示されています。

→ 詳細:P-WORLD、遊技通信webにて報道


4. 『パチンコ・パチスロプレイヤー調査2026』速報|参加人口902万人、20代以下は5年で1.5倍

エムズマーケティングによる『パチンコ・パチスロプレイヤー調査2026』の速報版が公表されました。過去1年以内に遊技した参加人口は902万人(前年865万人から37万人増)で、参加率は9.2%→9.6%に上昇。2021年以降の回復傾向が6年連続で続いています。

内訳はパチンコ811万人(前年比+33万人)、パチスロ714万人(同+54万人)でパチスロの伸びが大きく、「月1回以上」層も689万人(+44万人)と増加。特筆すべきは20代以下で、2021年の164万人から2026年は250万人と約1.5倍に拡大しており、若年層の流入が全体を押し上げる構図が鮮明になっています。

→ 詳細:グリーンべると、遊技通信webにて報道


5. 円谷フィールズHD、27年3月期第1四半期で業績予想を上方修正

円谷フィールズホールディングスが2027年3月期第1四半期決算を発表し、売上高437億円超・営業利益68億円超と期初計画を上回ったことから、業績予想を上方修正しました。遊技機販売が想定を上回って推移したことが寄与したとみられます。

→ 詳細:P-WORLDにて報道


6. 三洋『L聖闘士星矢 黄金十二宮』|11年ぶりの「黄金十二宮編」がスマスロで復活

三洋販売がスマスロ新台『L聖闘士星矢 黄金十二宮』を発表しました。パチスロでの「黄金十二宮編」は2015年以来11年ぶりとなります。メインATは純増約4.0枚/GのBattle of ZODIAC、上位ATは純増約6.6枚/Gの「千日戦争」という2段構えで、上位ATの獲得期待枚数は約3,600枚とされています。

導入予定は2026年11月2日、販売台数は約10,000台。公式PVはSANYO公式YouTubeチャンネルで公開されています。

→ 詳細:P-WORLD、遊技通信web、SANYO公式YouTubeにて公開


7. 新台発表が続々|『eグランベルム』『eタクトオーパス デスティニー』

三洋販売は"超アドレナリンスペック"を掲げるパチンコ新台『eグランベルム』を発表。BOOSTシステムによる出玉性能を前面に打ち出しています。またニューギン販売からは、クラシック音楽×バトルアニメという異色の題材を扱う『eタクトオーパス デスティニー』が登場します。

→ 詳細:P-WORLDにて報道


8. ニューギン直営店に『eアクセル・ワールド』を先行導入

ニューギンが名古屋の直営店にスマパチ新機種『eアクセル・ワールド』を計9台先行導入しました。ライトミドルスペックで、全国展開に先駆けた実戦投入となります。

→ 詳細:グリーンべると、P-WORLDにて報道


9. ABC刈谷店が8月8日グランドオープン|10年ぶりの新規出店

愛知県刈谷市に「ABC刈谷店」が2026年8月8日にグランドオープンします。同グループとしては10年ぶりの新規出店で、過去最大のパチスロ比率を備えた店舗構成になるとのこと。出店抑制が続く市況のなかでの新規開店として話題を集めています。

→ 詳細:グリーンべると、P-WORLDにて報道


10. メーカーの外部プロモーションが活発化

ユニバーサルエンターテインメントが、8月1〜2日に名古屋で開催される「世界コスプレサミット2026」に協賛し最新機種の体験ブースを出展。フィールズはCAPCOM STOREで『スマスロ ストリートファイター6』の実機展示キャンペーンを実施しています。また京楽産業.は大学サークル向けに『SAO』の試打会を開催するなど、ホール外での若年層接点づくりが目立ちます。

→ 詳細:P-WORLD、パチンコビレッジにて報道


11. 藤商事・松下新社長が「ファンファースト」を表明

藤商事の松下新社長がインタビューに応じ、経営方針として「ファンファースト」を掲げ、業界課題の解決に取り組む姿勢を示しました。

→ 詳細:P-WORLDにて報道


12. 東京都公安委員会 検定通過状況(7月13〜27日分)が公開

東京都公安委員会の検定通過機種一覧(7月13日〜27日分)が公開されました。今後の新台ラインナップを占う一次情報として、毎回チェックしておきたい資料です。

→ 詳細:P-WORLDにて公開


今週の注目ポイント

今週は**「ファン人口」の2つの数字**が同時期に出たのが興味深いところです。DK-SIS白書の約1,609万人は稼働データから逆算した推計、プレイヤー調査の902万人はアンケートベースの推計と、算出方法がまったく異なります。数字の大小そのものより、どちらも前年から増加・回復傾向を示している点、そして20代以下の伸びが共通して確認されている点が重要でしょう。

その一方で、豊丸産業のパチンコ事業停止が示すのは、市場が回復基調にあってもメーカー間の淘汰は進んでいるという現実です。プレイヤー人口の回復とメーカーの再編が同時進行するのが、いまの業界の姿だと言えます。


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本まとめは各社公式発表・業界報道をもとに、編集部が独自にまとめたものです。 参考情報:グリーンべると(https://web-greenbelt.jp/)、P-WORLDパチンコ業界ニュース(https://news.p-world.co.jp/)、遊技通信web(https://www.yugitsushin.jp/)、パチンコビレッジ(https://www.pachinkovillage.com/)、日本経済新聞、ダイコク電機プレスリリース、SANYO公式YouTube 記事公開日:2026年7月29日

公開日: 2026-07-29 | パチイベサーチ