パチンコ・パチスロ 業界ニュースまとめ【2026-08-10】


本日のピックアップニュース

1. 7月の型式試験、パチスロ適合率が8.1%まで低下し2026年最低を更新

保安電子通信技術協会(保通協)とGLI Japanが公表した7月分の型式試験実施状況によると、パチスロの適合は13件にとどまり、適合率は8.1%となりました。これは2026年に入ってからの最低値の更新で、適合率は再び一桁台に沈んだ形です。試験全体では296件を受け付け、適合したのは46件でした。

スマスロ市場が拡大を続ける一方で、審査の関門は依然として狭いままです。メーカー各社にとっては開発コストの回収サイクルが読みにくい状況が続いており、この傾向が年後半のラインナップ数にどう跳ね返るかが注目されます。 → 詳細:遊技通信web/グリーンべるとにて報道


2. 主要メーカーの第1四半期決算が出揃う — 明暗が分かれる結果に

8月7日、遊技機メーカー各社の2027年3月期第1四半期決算が相次いで発表されました。全体としては遊技機販売が堅調な企業が多く、前年同期からの改善が目立ちます。

メーカー 売上高 主なトピック
SANKYO 335.7億円(前年同期比39.2%減) パチンコ5万台・パチスロ1.6万台を販売
円谷フィールズHD 437億円 遊技機6.7万台を販売し通期予想を上方修正
藤商事 65.1億円(同130.4%増) パチンコ1.3万台販売、赤字幅を縮小
セガサミーHD 遊技機事業が黒字転換 売上高58.5%増、経常利益28.5億円
平和 — 『L戦国乙女5』が2.4万台、営業利益195.1%増

平和は主力スマスロ『L戦国乙女5』のヒットが数字をそのまま押し上げた格好で、営業利益195.1%増という大幅な伸びを記録。藤商事もパチンコ販売台数が前年から大きく伸び、売上高は前年同期比で倍以上となりました。一方、SANKYOは前年同期に大型機の販売が集中していた反動もあり減収となっています。 → 詳細:グリーンべると/P-WORLDにて報道


3. SANKYO『eフィーバー妖怪ウォッチ』、11月2日に全国導入へ

SANKYOのパチンコ新機種『eフィーバー妖怪ウォッチ』が、11月2日より全国のホールに導入される予定であることが明らかになりました。販売予定台数は約2万台とされています。

スペックは大当り確率1/319のミドルタイプで、初当りがすべてRUSHまたは時短につながる「フル時短」構成が採られています。RUSH突入率は約61%、継続率は約80%と伝えられており、右打ち中の出玉は1,500発超。原作は2013年のゲーム発売を起点に社会現象化した『妖怪ウォッチ』で、劇中曲「ようかい体操第一」も搭載されるとのことです。

版権としての知名度は極めて高い一方、遊技機化は今回が初。ファミリー層に浸透したIPをホールでどう扱うかという点でも、注目度の高い一台になりそうです。 → 詳細:SANKYO公式発表(適時開示)/グリーンべるとにて報道


4. 藤商事、新機種『e魔女と野獣』を発表

藤商事が新たなパチンコ新機種『e魔女と野獣』を発表しました。スペックタイプは1種2種混合タイプで、上乗せ特化型のゲーム性が特徴とされています。同社は第1四半期でパチンコ販売台数を大きく伸ばしており、この流れを継ぐ機種として位置づけられそうです。詳細スペックや導入時期については追って公式発表を待ちたいところです。 → 詳細:P-WORLDにて報道


5. サンセイR&D『eゾン100』、8月17日より全国導入

サンセイR&Dのパチンコ新機種『eゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』が、8月17日より全国導入を開始します。8月は3日導入組(ガンダムSEEDクライマックス、とある魔術の禁書目録2 ほか)に注目が集まりましたが、月後半の導入枠として動向が注目されます。 → 詳細:P-WORLD 新台スケジュールほか


6. SANKYO、「KUGITAMA」プロジェクトを全国展開へ

SANKYOが進める「KUGITAMA」プロジェクトについて、全国各地で体験型店舗を展開していく方針が明らかになりました。あわせて、羽根モノや低・中射幸性の機種を複数開発中であることにも言及されています。

高射幸性のスマスロが市場を牽引する一方で、初心者やライトユーザーの受け皿づくりは業界共通の課題です。釘の面白さを軸にした体験型の取り組みと、低〜中射幸機のラインナップ強化は、その両輪として動いていると見ることができます。 → 詳細:グリーンべるとにて報道


7. 熊本地震の被災地支援、業界各社が相次いで実施

熊本地震の被災地に対し、遊技業界各社が支援の動きを見せています。

マルハンの募玉・募メダルは、遊技客が出玉・メダルを寄付という形で拠出できる業界特有の仕組みで、来店するプレイヤーが直接参加できる支援策となっています。 → 詳細:グリーンべるとにて報道


8. 『Lパチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ2』、スマホゲームアプリの配信を開始

『Lパチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ2』のスマートフォン向けゲームアプリの配信が始まりました。ホール導入機のアプリ展開は、稼働前後のファン接点を維持する施策として近年定着しつつあり、実機を打たない層へのリーチ手段としても機能しています。 → 詳細:P-WORLDにて報道


9. サミー子会社m2R、ポーカースポット「m HOLD'EM 西宮」を8月12日オープン

サミーの子会社であるm2Rが、兵庫県西宮市にアミューズメントポーカー施設「m HOLD'EM 西宮」を8月12日にオープンします。遊技機メーカー系列によるポーカー事業の展開は、主力の遊技機事業以外の収益柱を育てる動きの一つとして注目されます。 → 詳細:グリーンべると/P-WORLDにて報道


10. ホール企業の非遊技業態・プロモーション展開が続く

遊技場以外の集客チャネルを確保する動きが各社で進んでいます。

→ 詳細:グリーンべると/遊技日本にて報道


11. SANYO、『邪神ちゃんドロップキック』導入記念グッズの予約販売を開始

三洋物産(SANYO)が、『L邪神ちゃんドロップキック』の導入を記念したグッズの予約販売を開始しました。近年はホール導入とあわせてIPグッズを展開する事例が増えており、機種のファン層とアニメ原作ファンの双方に向けた施策となっています。 → 詳細:グリーンべるとにて報道


12. メーカーのスポーツ・地域協賛が相次ぐ

遊技機メーカー・ホール企業によるスポーツイベント協賛は、ブランド認知を遊技業界の外へ広げる施策として定着しつつあります。 → 詳細:グリーンべるとにて報道


今週の業界動向まとめ

今週は第1四半期決算の発表ラッシュが最大のトピックでした。ヒット機種を持つメーカーが数字を大きく伸ばす一方、前年に大型機を出したメーカーは反動減となり、遊技機事業が「一発のヒットに大きく左右される構造」であることが改めて浮き彫りになった形です。

もう一つの軸が型式試験の適合率低下です。パチスロ8.1%という数字は、市場が求める射幸性と審査基準の間のギャップが依然として大きいことを示しています。SANKYOが羽根モノ・低中射幸機の開発に言及している点も、この文脈と無関係ではないでしょう。

そして週後半には秋〜冬の弾の輪郭が見え始めました。『eフィーバー妖怪ウォッチ』(11月2日・約2万台)のような大型ファミリーIPが控える一方、8月は17日に『eゾン100』が続きます。8月3日導入組の稼働がどこまで持つかと合わせ、秋商戦に向けたホールの入替判断が動き出す時期に入ります。


イベント情報は「パチイベサーチ」で

最新のパチンコ・パチスロイベント情報(旧イベ日・来店・周年)は パチイベサーチ で検索できます。


参考情報ソース

本まとめは以下の各媒体の報道および各社公式発表をもとに、独自の文章で再構成したものです。

本まとめは各社公式発表・業界報道をもとに作成しています。 記事公開日:2026-08-10

公開日: 2026-08-10 | パチイベサーチ